「NISAを始めたいけど、何からやればいいか分からない」——この記事は、そんな投資初心者の方のために、楽天証券でNISAを始める手順を最初から最後までまとめた完全ガイドです。実際に楽天証券でオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)を毎月積み立てている管理人が、自分の経験をもとに解説します。
そもそもNISAとは?(30秒でおさらい)
NISAは、投資で得た利益(値上がり益・分配金)がまるごと非課税になる制度です。通常は利益に約20%の税金がかかりますが、NISA口座ならゼロ。年間の投資枠は「つみたて投資枠 120万円」+「成長投資枠 240万円」、生涯では1,800万円まで使えます。
初心者がまず使うのは「つみたて投資枠」。毎月コツコツ投資信託を積み立てる、いちばんシンプルな使い方です。
なぜ楽天証券? 管理人が使って感じた3つの理由
① 楽天カードでの積立でポイントが貯まる。クレカ積立は月10万円まで設定でき、一般の楽天カードなら0.5%のポイント還元(月10万円積立なら毎月500ポイント)。さらに楽天キャッシュ決済(月5万円まで・0.5%)を併用すれば、合計月15万円までポイントを貯めながら積み立てられます。
実際に、管理人のポイント実績画面がこちら。クレカ積立10万円分として、毎月500ポイントが「楽天カード利用明細」の名目で付与されています。
ちなみに、499ポイントなど端数になる月もあります。これは積立の一部をポイントで支払うと、その分カードの決済額が減り、付与ポイント(決済額×0.5%)もわずかに減るため。実際に使っていて気づいた小ネタです。
② アプリと画面が分かりやすい。積立の設定や残高の確認が直感的にできます。「投資が初めて」でも迷いにくい画面づくりだと感じます。
③ 楽天経済圏とのつながり。楽天市場や楽天銀行をすでに使っているなら、ポイントや口座連携(マネーブリッジ)の面でメリットが大きいです。貯まった楽天ポイントで投資信託を買う「ポイント投資」もできます。
STEP1:口座開設を申し込む(スマホで10分)
楽天証券の公式サイトから「口座開設」へ進みます。用意するものはマイナンバーカード(または通知カード+運転免許証)だけ。スマホで本人確認書類を撮影してアップロードすれば、書類の郵送なしで完結します。
申込み画面のポイントは2つです。
・「NISA口座も同時に申し込む」に必ずチェック。あとから申し込むこともできますが、最初にまとめてやるのがラクです。
・楽天銀行の口座も同時開設がおすすめ。「マネーブリッジ」という連携設定をすると普通預金の金利が優遇され、証券口座への入金も自動化できます。
審査は通常1〜数営業日。ログインIDが届いたら初期設定(暗証番号・勤務先情報など)を済ませます。NISA口座は税務署の確認があるため、使えるようになるまで1〜2週間かかる場合があります。
STEP2:積み立てる投資信託を決める
つみたて投資枠の対象は、金融庁の基準を満たした低コストの投資信託に絞られています。初心者がよく選ぶのは次の2本です。
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)——通称「オルカン」。これ1本で全世界の株式に分散投資。管理人もこれを毎月積み立てています。
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)——アメリカの主要500社に投資。米国の成長に賭けるならこちら。
どちらも信託報酬(運用コスト)が非常に低く、長期積立の定番です。迷ったら「全世界に分散しておきたいならオルカン」というのが分かりやすい考え方です。オルカンの値動きは当ブログのオルカン基準価額モニターでいつでも確認できます。
STEP3:積立設定をする(ここが本番)
ログイン後、買いたい投資信託のページから「積立設定」を選びます。設定項目は次のとおりです。
① 決済方法:「楽天カードクレジット決済」を選択(ポイントが付くため)。月10万円を超える分は楽天キャッシュや証券口座からの引落しを併用します。
② 積立金額:100円から設定できます。無理のない金額でOK。途中でいつでも変更できます。
③ 口座区分:必ず「NISA(つみたて投資枠)」を選択。ここを「特定口座」のままにすると非課税になりません。いちばん多いミスなので要注意です。
④ 分配金コース:「再投資型」を選択。分配金も自動で投資に回り、複利の効果が最大になります。
参考までに、管理人の実際の積立設定一覧がこちらです(金額は隠しています)。
クレジットカード決済(毎月8日・つみたて投資枠)と楽天キャッシュ(毎月1日・成長投資枠)の併用で、どちらも分配金コースは「再投資型」。この記事で解説した形を、管理人自身がそのまま実践しています。
なお、クレカ積立は買付日を自分で選べません(毎月1日または8日に自動買付)。また、翌月分の設定締切は毎月12日ごろです。12日を過ぎて設定すると、開始が1ヶ月先になります。
STEP4:設定後にやること
実際の「保有商品一覧」はこんな画面です(管理人の口座。金額部分は隠しています)。
銘柄名の下に「積立中」のラベルが付き、口座区分に「NISA つみたて投資枠」と表示されていれば、設定は正しくできています。
・初回の買付を確認する。積立日のあと、「保有商品一覧」に反映されていればOK。あわせて口座区分がNISAになっているかも見ておきましょう。
・あとは、ほったらかし。毎月自動で積み立てられるので、基本的にやることはありません。価格が下がった月も、同じ金額で多くの口数が買えている——それが積立投資の強みです。
「何年でいくらになるか」のイメージは、当ブログのNISA複利シミュレーターで試算できます。毎月の積立額と年利を入れるだけで、運用終了時の評価額や取崩しまでシミュレーションできるので、ぜひ使ってみてください。
よくある質問
Q. いくらから始めればいい?
A. 100円からでも始められます。大事なのは金額より「続けること」。家計に無理のない金額で始めて、慣れたら増やすのがおすすめです。なお、生活費の3〜6ヶ月分の生活防衛費を確保してから始めると安心です。
Q. 暴落が来たらどうする?
A. 積立をやめないことが基本です。下がっている間は同じ金額で多くの口数が買えるため、長期ではむしろプラスに働きます。焦らず、たんたんと続けましょう。
Q. 他の証券会社と迷っています。
A. SBI証券も人気です。当ブログのSBI証券でNISAを始める記事も参考に、ポイントの貯まり方(楽天ポイント派かVポイント等派か)で選ぶのが分かりやすいです。
※本記事は2026年6月時点の情報です。ポイント還元率・制度内容は変更される場合があります。最新情報は楽天証券・楽天カードの公式サイトでご確認ください。投資は元本割れのリスクがあります。最終判断はご自身の責任でお願いします。
